そもそもハンバーグとは?ハンバーグの意味と起源を解説。 | おが屋ブログ

そもそもハンバーグとは?ハンバーグの意味と起源を解説。

先日のこと、いつものようにハンバーグを仕込んでいたところ、「あれ?俺って毎日ハンバーグ作っているのにハンバーグの起源や歴史をちゃんと解説できるのか?」といきなり頭に浮かんだんですよ。

で、その自問にたいして答えは、

「んーーーー微妙…」

そうしたら居ても立っても居られなくて。

倍速で仕込みを終わらせ、

「ハンバーグはいったいどこで生まれ、どのような歴史をたどっていったのか?」を調べてみました。

今回はそんなお話しです。お付き合いください。

ハンバーグはどこで生まれた?

ハンバーグの語源はドイツのハンブルグから来ていることはポピュラーです。

じゃあハンバーグの発祥自体もドイツなのかといいますと、どうやらそうではなさそう。

この起源に関して諸説あるようですが、私が一押し(?)の有力な説に【モンゴル発祥説】があります。

タルタルステーキがルーツ

13~14世紀にかけてユーラシア大陸に大帝国を築いたモンゴル帝国。チンギス・ハンやフビライ・ハンなどで有名。高校の世界史で登場してたの覚えてます?(笑)

このモンゴル帝国に限ったことではなく、勢力を拡大する上での食糧確保はとても大事。

広大なユーラシア大陸を移動するのに「ひとり馬一頭」ではとてもじゃないが足りないので、一人あたり数頭分の馬をひいて移動していたそうです。で、その中から老いた馬などを食料にしていました。

もともとそういう食文化があったにせよ、急速に領土を拡大していったので食料の調達には苦労したでしょうね。

で、その調理法の一つとして硬い部位の肉を包丁などで細かく刻んで生で食べる「タルタルステーキ」というものが生まれ、これがのちのハンバーグの起源だといわれています

ちなみにタルタルステーキの「タルタル」はタタールから来ています。タタールとは東ヨーロッパの人々がモンゴル民族のことをタタール人と呼んでいた、ってわけ。

つまり「タルタルステーキ」は「モンゴル人のステーキ」ってことです。ここまでOK?

世界へと広まっていったタルタルステーキ

東方に伝わったタルタルステーキは形を変え韓国料理のユッケとして今でも親しまれています。ただ、日本では昨今の食中毒問題もあり、牛肉を使ったユッケは食べることが困難になっちゃいましたねぇ(個人的に好きだったので残念)

西方にはまずロシアに伝わり、そこからドイツ人船乗りたちによってドイツへ持ち帰られ、17世紀ころから現在のような焼いて食べるスタイルになりました。

ちなみに、時同じくアメリカでは南北戦争の最中、ステーキよりも消化の良いようにと、赤身の牛肉をぶつ切りにして小判型に成形した、「ソールズベリーステーキ」なるものが考案されていますね。これもまたハンバーグの起源のひとつなんじゃないかな。

ハンバーグの名前の由来

これも諸説ありまして、

  1. 18世紀に入るとドイツのハンブルグとアメリカのニューヨークを結ぶ航路ができ、その船員用に供されたから。
  2. ハンブルグからその定期船で移民した人たちが食していたから。
  3. ハンブルグのある領主が料理長にタルタルステーキを焼くように命じたから。

などが有力です。どれなんでしょうね?どれもそれっぽい(笑)

もしかしたらどれも本当なのかもしれませんね(^-^)

一方、日本では

明治維新で肉食が解禁され、さまざまな西洋料理とともにハンバーグも日本に伝来されました。

ハンバーグはハイカラな料理と明治の文化人や著名人にもてはやされましたが、日本全国に広まるのはまだ先のはなし。

当時はまだまだ高価なもので一般庶民には気軽に手が出るものではなかったみたいですね。

その後、戦後の動乱を経て日本が高度成長期に入ると一気に定着していきました。それはファミリーレストランの店舗拡大とレトルト食品技術の向上がその普及に大きく貢献したんでしょうね。

今はごくごく普通に

  • 挽き肉にパン粉や玉ねぎを入れたり
  • 牛肉と豚肉の合挽きの割合を研究したり
  • テリヤキソースや和風ソースなどを合わせてみたり

創意工夫のもと、さまざまなハンバーグが日本で生まれ広く親しまれるのはご存知のとおり。

まとめ

とこんな感じです。大まかな流れはおわかりいただけました?

いやいや、ハンバーグに歴史あり、ですね(^^♪

あと、今のハンバーグを見ても分かるように、やはり我々日本人は自分たちに合うものを研究し、本家からしたら想像もしないような、「独自に変化をさせる」のが得意ですよね。

ハンバーグも携帯電話のようにガラパゴス化していて、

「ガラケー」ならぬ「ガラバー」

なのかもしれませんね。