ボジョレーヌーボ解禁で思うこと。今年は11月19日です。

ワイン

祝ボジョレーヌーボ解禁

もうすぐボジョレーヌーボが解禁になります(この記事を書いているのが11月18日から19日にかけての夜)。

 

 

ボジョレーヌーボを最初に飲んだのは確か今から20年くらい前だったかな。当時は焼肉屋に勤めておりましてワインは普段から豊富に取り揃えていたので毎年ボジョレーも扱っていました。

 

一度、大量に発注してしまい在庫を12月まで抱え込んでしまうという失態もやらかしました。いい思い出です。

 

 

ボジョレーヌーボとは?

もともとボジョレーヌーボは地元で飲まれていたいわゆる「地酒」ですな。また、地元の人々が楽しむのと同時にその年のワインの出来栄えをチェックする役割などが、現在のように広く普及するようになったのは1970年ころから。

 

日本がバブリーだった80年代後半あたりにブームが起こったと記憶しています。それがバブル崩壊とともに、「熱しやすく冷めやすい日本人」よろしく、さーーーーっとブームが去り、ワイン愛好家たちのみの行事となってしまいました。

 

その後、90年代後半に起こった赤ワインブーム。「ポリフェノールが体に良い!」とか、みんな大好きな「血液サラサラ」などの文字に踊らされましたねぇ。これに乗っかってボジョレーヌーボも軽やかに復活したのを覚えています。僕も乗っかった一人ですから、ええ。

 

 

なぜ11月の第3木曜日なの?

でね、このボジョレーヌーボ、毎年11月の第3木曜日が解禁日と決まっています。11月はいいとしてもなぜ第3木曜日という…木曜日には悪いのですが、なんとも中途半端な日に設定されたのでしょう?

 

これ、もともとは解禁日などというものはなく、「11月初めころ」とアバウトな感じだったのですが、そうするとワインメーカーが「我先に」というようなフライング合戦になってしまい、まだ未完成なのにもかかわらず出荷販売してしまうという事態が発生してしまいました。「これじゃいかん!」ということで、「11月15日を解禁日にしよう」と決まりました。

 

んで、それでスタートしたのですが、ここでまたもや問題が発生。15日というように曜日ではなく日にちで解禁日を決めてしまうと、年によっては曜日が変わりますよね?土曜日だったり日曜日だったり。

 

これって売る側にとって具合が悪いんですよ。

 

なにが悪いかって言うと、解禁日が日曜日だった場合がまさにそれ。

 

「日曜定休」というお店がかなりあり、そうするとわざわざそのために定休日にお店を開けなければならなくなっちゃうから、なの。

 

我々からしてみたら、「いや、開ければいいじゃん」って感じですが(笑)

 

あちらの方々は「休みは休みなんで、しっかり休むのが当たり前」という、まぁ文化の違いでしょうね。

 

そんなわけで日にちで決めるのではなく曜日で決めるようになったわけ。

 

そうそう、時差の関係上、日本が世界に先駆けてボジョレーヌーボが飲める!とやたら宣伝していたなぁ…

 

一人で乾杯しようかな。

19日午前0時に間に合わせようと急ぎ足で書きなぐってしまいました(失礼しました)。今ひとりでお店にいるのですが、もう少しで19日。一人で乾杯しようかと思っています。

 

季節を感じられるものをいただくことの幸せって嬉しくなっちゃいますよね?

 

よし!チーズを用意してグラスを冷やしておこう(飲む気満々、笑)

ボジョレーヌーボ ボトル

 

 

 

 

 

僕が

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