土用の丑の日|2018年はいつ?うなぎを食べる由来?などを解説

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土用の丑の日といえば「夏」「うなぎ」というワードがパッと頭に浮かぶ人も多いと思いますが、あなたはどうです?わたしはもろにそれ(^^;

 

そんなイメージがある土用の丑の日ですが、夏だけに限らず春も秋も、なんなら冬にだってあるのはご存知ですか?

 

2018年の土用の丑の日はいつ?

代名詞である夏の土用の丑の日。今年は7月20日(金)8月1日(水)の2回です。そのほか日も合わせてみるとこんな感じ。

1月21日(日)

2月2日(金)

4月27日(金)

7月20日(金)

8月1日(水)

10月29日(日)

 

では、どのようにしてこの日にちが決まるのかをみていきましょう。

 

 

そもそも土用の丑の日とは?

土用とは中国の陰陽五行説に由来する暦の節(節目ですね)で、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれ約18日前の期間のことを言います。

 

次の季節へ移る前の調整期間と捉えてもいいんじゃないでしょうか。

 

そして、その期間の中で十二支が丑にあたる日を「土用の丑の日」といいます。なかでも立秋前18日の夏の土用の丑の日が一般的に知られているものですね。

 

 

 

うなぎを食べる…なぜ?

ではその土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜでしょう。夏の土用の丑の日は「うのつく食べ物を食べると夏負けしない」という説が伝えられており、うどんや梅干しなどがよく食べられていました。その中にうなぎも…と言いたいところですが、うなぎの旬は冬のため夏にはあまり食べられていませんでした。

 

江戸時代、営業不振に困ったうなぎ屋さんが、蘭学者で発明家でもある平賀源内という人に相談したところ「土用の丑の日にはうなぎ!夏バテ防止!」なるコピーをつくり宣伝しました。

 

これが当たったんですね。

 

お店は大繁盛。他のうなぎ屋さんもそれを真似てやりだし、広まっていったといいます。源内さん、優秀なコピーライターでもあったんですね。

 

 

今年のうなぎ事情

うなぎの価格は稚魚(シラスウナギ)の漁獲量によって変わってきます。今でも覚えていますが、2014年は不漁で「庶民にはもう手が出せないくらいうなぎは高嶺の花」といわれました。

 

2015年・2016年と徐々に取れ高も増して価格も2014年と比べたら抑えられてきました(とはいっても高いことには変わりはない)。

 

さて、今年はどうでしょうか?

 

専門店が使う生きたウナギの卸値はなんと前年比6割高の1キロあたり5200円(!)と2013年以来、5年ぶりの高値をつけているというニュースがありました。

 

んー…今年もまたうなぎ屋さんで「特上うな重!」の注文は難しいかも。。。

 

ならば通販!というのもあれですが、大手ネット通販サイトを調べてみました。ネット通販って楽だし、いろいろ比較もできるので良いですよね。料理人のわたしからみても、大変良い仕事をされているものもたくさんありますし。

 

この商品などはお得感ありですかね。たくさんの人が購入され楽天のショップでは年間購入ランキングにも入っていて口コミも高評価を得ています。
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あとがき

職種が職種ですので、普段はどうしてもお肉に偏りがちな食生活。ですから、こういう魚介類関連ものなどはどうしても気になります。

 

下の写真は以前、友人がみんなで食べようと買ってきてくれたうなぎをお店にあった「うなぎパイ」と乗せ換えてその友人をびっくりさせる、といういたずらを他の友人と実行した時の写真です。

 

ふたを取ったときの友人の顔が今でも忘れられません(笑)その友人を含め皆でひとしきり笑った後、再度ちゃんとうなぎと乗せ換えていただきました。もちろんうなぎパイもいただきましたよ(^^♪

 

 

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追伸、大好きなうな重・うな丼ですが、実はうなぎがなくてもタレだけでけっこう満足してしまうわたし。ただ、このことが知れ渡ると「タレごはん」しか回ってこなくなる可能性もありますので、このことはここだけのはなしということで。

 

ではまた(^^♪

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