安定供給に期待
このニュースは日本人みんな(たぶん)の願いでもあるはず。
クロマグロの美味しさが拡大している昨今、年々漁獲高が減少している。クロマグロが獲れないからってことじゃないんだろうけど、メジマグロ(クロマグロになる前の成長過程にあるそれ)まで獲って食べちゃってんだからねぇ。そりゃ減少するゎ。
で、このニュースですよ。これは期待してもいいんじゃないでしょうか。みんな(?)大好きなマグロが安定して市場に出回れば価格も安くなって【高嶺の花】ではなくなる日も…なーんて考えると嬉しくもなりますね。もちろん天然ものは天然ものとしてブランド化して。漁師さんがそれこそ命がけで漁をするのだろうからそれ相応の価値があって当然なわけで。バランスですね。
追記:個人的には鰹の不漁が続いているのが心配です。今年はまだ数えるほどしか食べていません。スーパーでもとんと見かけないもんね。どうなっちゃってるのだろう…
平成26年5月24日 水温や日照時間を調整できる屋内の水槽でクロマグロを産卵させることに世界で初めて成功したと、独立行政法人水産総合研究センターが23日、発表した。高級食材のクロマグロの安定的な供給につながると期待されている。
センターは昨年7月、西海区水産研究所(長崎市多以良町)に、直径20メートル、深さ6メートルの2基の円形水槽(1880トン)を備えた施設を整備。鹿児島県の奄美大島沖の海面いけすで育てた2歳のクロマグロ126匹を運び、採卵を目指していた。
今月16日から17日までに水槽内の海水から1万5400個の採卵に成功。うち9600個が受精卵で、18日までに7840匹の稚魚が生まれたという。
クロマグロの産卵は、これまでも海面いけすでは行われていたが、水温や日照時間の影響を受けやすい。センターでは今後も屋内水槽で産卵に適した温度や日照時間を探り、より安定的に採卵する方法を研究する。
ソース:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASG5R5TYPG5RTOLB015.html