おが屋です。
お店で長年使ってきた炊飯器の突然の故障をきっかけに、炊飯器のこと(どうしてうまい具合に炊きあがるのか?とか、ガスと電気の違いは?など)や、お米のことなどいろいろ調べています。知らなかったことや気づきなどもあったりして意外と楽しく調べ物をしています。
まぁそれは良いのですが、炊飯器が壊れたときは焦りましたぁ(^_^;)
で、今回は無洗米について解説していこうと思います。今回もサクサクッとね、要点をまとめてみましたのでよろしければお付き合いください。
無洗米もお米の量と水加減は大事
無洗米もお米の量と水加減はとても大事。一つずつみていきましょう。
無洗米のお米の量は?
まずは無洗米のお米の量ですが、購入した段階ですでに表面の糠(ぬか)を取っています。ですから「無洗」という名の通り、わざわざ研ぐ必要がありません。時間と水の節約ができますね。また、糠を下水に流さないので環境にもやさしいともいわれています。
で、この無洗米。糠を取っている分普通のお米より粒が小さくなります。ですから計量する際も無洗米専用のカップ(もしくは目印)がないときちっと計れません。お米の種類にもよりますが、同じ計量カップで計ると普通のお米と比べて量が5%くらい多くなります。
小さいですからね、その分多く入りますから。
無洗米を研いでしまうと?
ちなみに研ぐ必要のない無洗米を研いでしまうとどうなるかといいますと、
- お米の旨みが水に溶けてしまう
- 炊いた後のご飯がぼそぼそと口当たりが悪くなる
- 余計な水分を吸ってしまいベチャベチャになりやすい
などなど、どうしても食味が落ちる原因となりますのでご注意を。
[su_box title=”ワンポイント” style=”soft” box_color=”#0fb205″ radius=”1″]まれに精米製法の過程でお米の表面にでんぷん質が多く残っていることがあります。この場合水がにごります。このにごりが気になるなら手早くサッと1回だけ水を入れかえてもかまいません。[/su_box]
無洗米の水加減は?
では水加減はどうしたらよいのでしょうか?先ほど書きましたように、粒が小さいので一般の計量カップ(※)で計ると普通米より量が多くなります(約5%)つまり、その分水も多くしなければなりません。
[su_box title=”(※)一般の計量カップ” style=”soft” box_color=”#0fb205″ radius=”1″]通常お米を計る一般の計量カップの容量は180㏄。重量は150g。[/su_box]
たとえば、普通お米を1合炊く場合、お米を計量カップに一杯、水も計量カップに一杯で問題ないのですが(下記の記事参照)、
無洗米の場合はこの法則が当てはまらなくなります。
一般の計量カップで計る場合は1合につき、大さじ2(30㏄)くらい水をプラスしないとなりません。
んー、ちとめんどくさいしまぎらわしいですね。
なのでおすすめは無洗米用の計量カップ。これで計れば上記のようにいちいち水をプラスしなくてもいいですしね。このときの水加減は普通米を炊くときの内釜の目盛りに合わせればOKです。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
無洗米はお米を研ぐ手間もなく忙しい人にはうれしいお米。また、水が冷たい冬やキャンプなどでも重宝しそうですね。
私の場合お店で使うことはないでしょうが、今度自宅で使ってみようと思います。元来ものぐさな人間なので無洗米の楽さにハマっちゃうかもしれませんね(^_^)