糖質制限ダイエットに一石

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人それぞれ

難しいテーマではあります。その人その人の体質もあると思いますし。十把ひとからげに「○○がダメだ!××はもっとダメだ!!」と言われても、それはフードファシズムなようにも感じます。

 

それでも【和食はとてもヘルシーなものが多いので生活習慣病の予防などにも良いといわれている】という通説は私が日本人だからでしょうか?感覚的に受け入れられるのですよ。

 

まぁ、それはそれで誇らしくもあり、面映ゆくもあるのでなんとなく言うのは恥ずかしいのですけど。

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味覚も歳を重ねるに連れ変化していくじゃないですか。やっとですよ、この歳になって根菜の煮物とか焼野菜などの美味しさを分かってきたのも。

 

そう、たとえば里芋の煮っ転がしや茄子のみそ焼きなど、子供のころは「一体全体このなにがうまいのか?」って思っていました とは言いつつ、出されたものは残さずすべていただきました。

 

…いや、違うな。【残すことは許されなかった。】ですね。そういう食卓で育ちました。その辺りのお話はいずれ機会があったらしたいと思います。

 

でも、そればかりだとねぇ。「おいしいもの食べたい」じゃないですか。いや、もっと本能的に…「うまいもの食いたい」じゃん。世俗的なもの(笑)ねぇ?

 

ストイックにやりすぎるのは良くない。なんでも【過ぎたるは猶及ばざるが如し】なのだと思うのですよ。バランスが大事。ストレスが一番良くないと思っていますから、ええ。

 

 

 

糖質制限ダイエットに一石-食育健康サミット2013開催
日本人が食事で摂取するエネルギーは年々減っているのに、肥満や糖尿病の問題は大きくなっている―。東京都内で5日、日本人の体質に合った生活習慣病対策と食事のあり方を考える「食育健康サミット2013」が開催され、医師や管理栄養士らが参加した。代謝・内分泌領域の専門家からは、「炭水化物の摂取量が減少する一方で、脂質摂取量が増加していることが生活習慣病対策の栄養管理で大きな問題になっている」など、昨今話題になっている糖質制限ダイエットにも一石を投じる提言がなされた。【香西杏子】

同サミットでは、東京慈恵会医科大内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科の宇都宮一典主任教授が、代表的な生活習慣病の一つである糖尿病の予防・治療のための食事療法について講演。現代日本人の食生活について、「1960年代以降、総エネルギー摂取量は徐々に減少する一方、肥満が主な原因とされる2型糖尿病は増え続けている。これには、食事において脂質が占める割合が際立って増えていることが深く関与している」と説明した。

宇都宮氏は肥満率が全国トップの沖縄を例に取り、2008年に同県が実施した調査を紹介。摂取エネルギーの総量は全国平均と差はないが、総エネルギーのうち脂質が占める割合が25%以上の人が、他の都道府県では40-50%台なのに対し、男女とも6割以上と指摘した。

こうした現況について宇都宮氏は、日本人の体質について、▽欧米人より低い肥満度(BMI)で糖尿病に罹患しやすい▽内臓に脂肪が付きやすいため、脂肪の量自体が少なくても生活習慣病になりやすい―など、少量でも脂質が健康に影響しやすいことを説明。炭水化物摂取量が減少し、脂質摂取量が増えている現代日本の食生活に警鐘を鳴らし、「極端な炭水化物制限は勧めない。日本人の体質に合った、ご飯を主食とする伝統的な日本食が、日本人の体質に合ったダイエット法ではないか」と提言した。

併せて宇都宮氏は、糖質制限によって体重減少の効果を見る研究を幾つか挙げ、「総摂取エネルギー量も減少しており、炭水化物制限のみに由来するか分からない」などと個々の問題点を指摘した。

同サミットで座長を務めた帝京大臨床研究センターの寺本民生センター長は、「日本の疫学に合った食事が大事なことが、エビデンスと共に分かる」と、宇都宮氏の講演を評価。肥満・糖尿病などが引き金となって起きるとされる動脈硬化性疾患に対して昨年発表された予防ガイドラインでも、日本人に合う食事療法として伝統的日本食を推奨していることを紹介し、こうした知識を食育・体育として世代間で継承していく重要性を強調した。

ソース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-00000007-cbn-soci

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