今回は食に関することじゃないのですが気になったので…
洗濯機の嫌な臭いってあるじゃないですか?あれってカビが原因だと言われていたのですが、実は違ったんですって。
臭いの犯人はマイコバクテリウムという細菌が作る「硫黄化合物(いおうかごうぶつ)」なんですと。
この細菌は湿気が90%以上、温度が約30℃で増殖するみたいなので洗濯機を使っていないときはふたを開けて、普段から洗濯機の中に湿気が残らないように気にしたほうが良いです。
とくにこれからの時期はジメジメと湿気も多くなり細菌の繁殖が活発に…
ならば、いっそのこと洗濯機を掃除して、嫌な臭いの原因を根こそぎ取ってしまいませんか?というおはなし。
洗濯機もお洗濯
過炭酸ナトリウムのパワー
で、わたしが去年の年末にやった洗濯機の大掃除、題して「過炭酸ナトリウム大作戦」をご紹介(とはいいましたが、実はたいして難しいことはないので、大掃除でも大作戦でもなく簡単です。ごめんなさい(^^;
用意するもの
- 過炭酸ナトリウム(※のちほど説明します)
- お湯(50~60℃)をご自宅の洗濯槽の高水位まで溜まる量
- ごみをすくってもかまわないアミやザルのたぐいのもの(なければ百均などで売っている金魚をすくうときに使うアミがおすすめ)
やり方
- 50~60℃のお湯を洗濯槽の高水位まで入れる
- 過炭酸ナトリウムを10ℓにつき100gの割合で洗濯槽の中に入れる
- 洗濯機を5~10分くらい「洗い」で撹拌(かくはん)させる
- 2~3時間そのまま放置(汚れがひどい場合は一晩放置)
- その後、ふたたび工程3を行う
- 洗濯槽の汚れが浮き上がるのでアミなどで取る
- いったん脱水をして「すすぎ」を行う
- 工程7を汚れがなくなるまで行う(2~3回くらい)
※ドラム式の洗濯機の場合はドアが開けられるくらいの水位で。水を入れすぎると工程の6で汚れを取ることができません。
めちゃくちゃきれいになりましたよ。
普段洗剤を入れて回しているからきれいな気がする洗濯機ですが、洗濯槽の裏側など想像以上に汚れている場合が多いので要チェック。ネットで調べるといろいろな過酸化ナトリウムが出てきますが、とりあえず私が掃除に使用したものを載せておきます。
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洗濯機の掃除以外にも食器の漂泊やシミ抜きなどにも使えて重宝しますよ。私は風呂場の掃除にも使ったのですが、浴槽のふたや壁のしつこい汚れもきれいに取れてピッカピカになりました。大満足。
過炭酸ナトリウムとは?
過炭酸ナトリウムについて説明しているサイトがありましたので参考にしてください。
過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混在してできたものです。酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。一般に酸素系漂白剤として売られている製品の主成分で、「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもあります。
漂白剤として目にすることが多いので、それ以外の使い道はと訊かれても「?」なことが多い過炭酸ナトリウム。ところがこれがかなり多方面に使える実力派アイテムであることが分かってきました。食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなどなど。
使ったあとは炭酸ソーダと酸素、水に分解するので生分解の必要がなく、環境にもあまり負荷をかけません。塩素系漂白剤と違って使用後は殺菌作用を失いますから、家庭用浄化槽を設置しているご家庭でも比較的安心して使えます。
アルカリの力に酸化力が加わった次世代型アルカリ剤・過炭酸ナトリウム。一度使ってみれば、そのパワーと使い勝手の良さにきっと驚かれることでしょう。
引用:http://www.live-science.com/honkan/partner/percarbonate01.html
まとめ
洗濯機の臭いの原因がカビじゃないってびっくりですよね?でもそれが何であれ、洗濯機を掃除して嫌な臭いを取ってしまえば問題なし。
こうして掃除をしてきれいになった洗濯機をみたら、毎日のお洗濯も楽しくなると思いますよ。私もそろそろやろうかな(^^♪