おせちは神様の徳を取り込む縁起物
おせちをいただく事で神様の徳を取り込み、幸せを担うという縁起物。そしておせちをお重に詰める事は『めでたい事を重ねる』という意味になるのをご存知ですか?
マナーを忘れて正月の席で困る事の無い様に、今日はおさらいも兼ねて勉強です!
【おせちのマナー】気をつけたい事は?
意外と重要⁉おせちの数に気をつけよう!
祝いの席での偶数は2つに割れることから仲違いなど縁起が悪いと言われています。ですから、おせちの数も縁起の良い奇数で揃えましょう。
食べ始める人に順番はあるの?
最初に箸を付けるのは、一家の主人です。
外出先では目上の人からというルールをお忘れなく。
おせちは特別な箸を使おう
祝い箸と呼ばれる両口箸を使います。
使っていない逆側は神様が使う為
逆側を取り箸として使うことは禁物です。
食べるお重の順番は?
まず、一のお重から頂きます。
一段目、二段目、三段目と
上から順に箸をつけて行きます。
((お重の段に入るものはこちら))
詰め方にもルールがある。
頭のあるものは左向きに揃えて味が移らない様に仕切りをする
((仕切り方はこちら))
((詰め方はこちら))
おせちの食べ方
お重から直で食べるのはマナー違反です。
取り皿に取って食べましょう。
まずはお屠蘇から?
食べる前にお屠蘇を頂きます。
全員がお屠蘇に口を付けるまで
おせちに手を出してはいけません。
お屠蘇は若い順に頂きます。
なお、厄年の人がいる場合はその人が最後の人として下さい。
おせち料理の食べる順番
一段目、二段目、三段目と一通りお箸をつけたらあとは好きなものを食べてOKですが、外では少し気を遣いましょう。
自分が箸をつけた後のことを考え、お重の見栄えが悪くならない様に端のものから食べる様にしましょう。
喪中のときはどうするの?
喪中にしてはいけないことは、お祝い事です。
おせち料理というのは祝膳なので
出来る事なら避けた方が良いです。
そうは言っても、
絶対に食べてはいけないという
決まりもないことから
喪中におせち料理を食べる場合は
- お重を使わず皿に盛り付ける
- 祝い箸を使わない
- おめでたい意味を持つ食材は避ける
- おめでたい挨拶はしない。
などに気を遣えばよろしいかと。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
中にはめんどくさいルールもありますが、おせちは日本を代表する食文化のひとつです。普段はずぼらなわたしですが、一年に一回ですしね年の初めくらいはきちんルールにのっとって行いたいと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。