詰め方いろいろ
前回の記事で、お重の形や仕切りを解説しました。今回は次のステップとなります【盛り付け方】をみていきましょう。
おせち料理をお重に詰めていくにはコツとルールがあります。今回は押さえておきたい五品にしぼってご紹介します。ルールを守ればコツもつかめますし、おせち料理以外でも応用できますからね、知っておいて損はありません。いろいろな場面で得をするかもしれませんよ(^^♪
詰める時のルール(お約束事)
押さえておきたい五品はこちら。
- 頭付き
- 栗きんとん
- 伊達巻
- だし巻き卵
- 昆布巻き
尾頭付き(おかしらつき)
魚・海老・田作りなど頭のあるものは左向きです。
田作りは、難しい時は大きく形の良いものを上に置き、見える所を左に向かせてあげます。
栗きんとん
あんを先に、後から栗を見栄え良く詰める。小さな栗を下に大き目の栗を上にすると、より一層見栄えが良くなります。
伊達巻
【の】の字に見える様に詰めます。
逆さ【の】の字に気をつけましょう。巻き終わりは下にして下さいね。
だし巻き卵
巻き終わりを下にします。
昆布巻き
結び目が上に来る様に詰めます。
綺麗に詰めるテクまとめ
丁寧な料理は喜ばれます。
頑張って下さい!
見た目を良くする
- 類似色は離して詰める
似た色をまとめるより散りばめた方が色鮮やかになり、豪華に見えます。
- 配色を考える
茶色一色になる時などは、葉飾りや仕切りで飾ったり、彩り鮮やかな小鉢を使ったりするのもありです。
他の段の色のある料理を詰めるというのもあり!
配色はセンス!
- 高さを揃えて詰める
高さが揃うと見た目がぐんと良くなります。
- 薄いモノは重ねたり巻いたり
ハムやお刺身はバラに見立てた飾り詰めに。重ねる時は真上に積み上げるのではなく、横にズラし少し巻いて重ねて行きます。
詰めて行くコツ
- 一段目は前菜、2段目がメインディッシュ
メインの焼き物を中央に持ってくるとかっこよく仕上がります。
- 奥から詰めると綺麗に詰められます。
奥の壁面から詰めて行くと寄りかかるところができるので詰めやすくなります。
- 崩れにくいものから先に。
崩れやすいものは入れにくいですが、場所が決まれば入りやすくなります。
- 汁物は小鉢に入れておきましょう。
煮汁が隣の料理に移るのを防ぎます。
さいごに
最近までは、我が家の田作りはくっついてしまっていたので、頭左とか絶対無理でした(笑
母にコツを教わってからはパラパラ田作りになり、なんとか左向けます。田作りをパラパラにするコツや色んな栗きんとんなども掲載していきますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^♪